食事があなたを作る

世の中にはいくら食べても太らない人がいます。

私達はそのような人を羨ましいと思ってしまいますが、
実はいくら食べても太らないというのは良くない面も多いです。

もしあなたがいくら食べても太らない体質だったらどうしますか？

多少気を付けるとしても、
好きなものを好きなだけ食べてしまうのではないでしょうか。

そんな生活を続けていると、
私たちの大切な消化器官にかなりの負担をかけることになり、
また現代の食べ物に含まれる毒素を体内にどんどんため込むことになります。

その結果短期的には太るなどの結果が表れなくても、
知らない間に体の中がボロボロになり、
30才ごろからなんとなく肌が荒れてくる、不妊症になる、
疲れが取れにくいなどの症状がじわじわとあらわれてきます。

太る体質に感謝する

もしあなたが食べすぎると太る、肌が荒れるなど
身体に対する目に見える結果としてすぐに現れるという体質の場合、
今日からはそのことに感謝してみてください。

その体質があるために、食事や美容について勉強しようという気になり、
今このサイトを読んでいるわけです。

そして腸をきれいにすることの大切さや、
正しい睡眠のとり方などについて
世の中の90%の人は知らないような知識を得ています。

男は女性のクビレしか見ていないということなどは、
世の中の99%の女性は認識していないと思います。

「私に勉強する気を起こさせてくれてありがとう」
だまされたと思って口に出してみてください。

食事を変えるステップ

何か新しい習慣を持とうとするとき、つらいのは最初の30日間だけです。

あなたの毎日の食事を良いものに変えていくのも
意識のエネルギーを使うのは最初の30日間だけです。

それを過ぎると良い食事が美味しく感じ、
良い食べ物がどれだけあなたに良い影響を与るかを必ず実感します。

そして、身体が本来の状態になるので、逆に元の悪い食事をしたくなくなります。

では、これからあなたが毎日どのような食事をすればいいのか
ということを話していきますが、その前に大切なのが

まずは腸内を洗浄する

ということです。

最初にあなたの体内にたまっている宿便を出しておくことで
まずほぼ確実に数kg痩せます。

そして栄養を吸収しやすくなり、また体内の毒素を排出しやすくなります。

そして腸内の洗浄が終わってから徐々に
肉、お酒、お菓子、加工食品、調味料を減らし、
果物、野菜、穀物、ナッツ類、魚を食べるようにしていってください。

特に気を使ってほしいのは朝の食事で、
朝は特に意識して新鮮な1種類の果物を食べるのがお勧めです。

ただここで気を付けてほしいのは「無理をしすぎない」ということです。

いきなり「今日から肉、お菓子は食べないぞー」と言っても
おそらくそう簡単には欲望に勝てません。

それは必ず大きなストレスになります。
ストレスはコルチゾールという最悪のホルモンを分泌し私達を老化させます。

なのでまずは朝の食事を新鮮な1種類の果物に変えてみてください。

ちまたには「果物は果糖が多いから太る」と言っている人がいますが、
「他のものと混ぜない」で「1種類」の「新鮮」な「旬」の果物であればそんな心配はありません。

身体が欲するだけ好きなだけ食べてください。
私はリンゴだったら5個や6個食べます。

果物は栄養があるので、ある程度食べると自然に満腹を感じ食欲が消えます。

できれば朝食前に運動をするとさらにいいです。

1度、朝運動して1種類の果物を食べるというのを実践すると、
その日一日のクオリティがかなり高くなるのを"必ず"実感すると思います。

これを実感すればいかに食事が大切かということがわかると思います。

また良い食事をしていると、多少食べ過ぎたと思っても
食後眠くなったり、胃もたれしないことも実感すると思います。

この実感を30日間繰り返していくと、もう元の悪い食事をしようとは思わなくなります。

最後にいくつか注意点のようなものを書いておきたいと思います。

1．"健康的な食事は美味しくない"という誤解

ここまでの話を読んで

「生だとか、肉を食べるなとか言ってるけど、
そういう健康的な食事は美味しくないし、ケーキとかだって食べたい」

という意見があると思います。

これは実は大きな誤解で、健康的な食事はむしろ悪い食事よりおいしいです。

新鮮な果物や野菜はそのままでもおいしいですし、
また最近ではローフードレシピというものが広がってきて、
健康にいい食品だけで今まで食べたこともないほど美味しいケーキやチョコレートが作れます。

こちらのレポートでも、美味しく食べながらクビレが手に入る食品を紹介しています。

「良い食事をするためにはおいしいものを我慢しなければならない」
というのは単なる誤解ですので、心配しないでください。

2．ナッツ類を生で食べる時の注意

ナッツ類は良いタンパク質、脂肪が含まれている非常に良い食品なのですが、
ナッツ類を生で食べるには注意点があります。

ナッツ類はいわば植物の種です。
種は植物にとって一番大切なので保護されています。

それが「酵素抑制物質」というもので酵素の働きを阻害するものです。
せっかく生の食事で酵素を取り入れようとしているのに、
酵素の働きを阻害されたら逆効果ということになります。

そのため、ナッツ類を使うレシピには必ず「○○時間ソークする」という風に書いてあります。
これは「水につける」という意味です。

方法は読んで字のごとくで水につけておくということです。
水につけておくことで酵素抑制物質が取り除かれます。

時間の目安
アーモンド　12時間
カシューナッツ　8時間
フラックスシード　8時間
ごま　4時間
ひまわりの種　4時間
クルミ　2時間

浸水が終わったらよく洗ってから食べてください。

大体冷蔵庫で3日ほどは日持ちしますが、ナッツの油は酸化しやすいため、
できれば食べる分をその都度ソークするのが望ましいです。

ソークしないとナッツ類は逆に消化器官に負担をかけるので注意してください。

3．無理せずできることから始める

最後に繰り返しになりますが、絶対に無理をしないでください。
無理をすると絶対に続きません。

これは人間の本質にも通じることで、無理しながらやっていることは絶対に続きません。

なのでまずは

「朝の食事を変えてその効果を実感する」
「ローフードのデザートを作ってみていかに美味しいかを実感する」

などから始めてみてください。

実感してから徐々に食事を変えていってください。

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