美肌になる赤ちゃん肌美容講座


水道水は安全か

日本の水道水は世界一安全です。

日本以外で水道水を飲んでも大丈夫な国はほとんどありません。

しかしこの安全というのは飲んですぐに下痢にならないとか
そういったレベルでの安全という意味です。

体の内側から真の美肌、健康を手に入れるという観点で見ると、
水道水をそのまま使用するのは問題があるといわざるをえません。

1.鉛、アスベストなどの有害物質

鉛は急性毒性として胃腸障害を引き起こすほかに、
脳の成長を阻害し子供の知的障害の原因になる、
神経や腎臓にダメージを与えるなどの害を引き起こします。

また鉛は一度体内に摂取されるとなかなか排出されずに堆積していきます。

ですが、鉛と聞くと「今の日本では鉛なんて使われてないよ」と思うかもしれません。
もちろん今は使っていません。

しかし厚生省が鉛について最初に通知を出したのは1987年のことで、
鉛水道管の全面禁止を打ち出したのは1999年のことです。

鉛水道管の交換は今でも行われている最中であり、
いまだ鉛が使われている水道管は残っています。

他には例えば一時期かなり世間で騒がれたアスベストも水道管に使われていました。

アスベストは安価で水道管内の鉛の酸化を防ぐなどの特性があるため、
水道管内部をアスベストでコーティングすることが普及していました。

現在は禁止されていますが、
2004年の調査ではアスベスト管の残存率は西日本は2%前後、
群馬県9.4%、埼玉県8.2%で2010年現在も残っている可能性があります。

2.塩素で死なない病原性微生物、細菌、ウイルス

塩素によってかつて猛威をふるっていた病原性細菌による赤痢などはなくなりました。
しかしそれでもしぶとく生き残るやつらがいます。

例えば「クリプトスポリジウム原虫」という微生物がいます。
この微生物は激しい下痢を引き起こします。

1996年には埼玉県の越生町で当時の人口1万4000人の65%にあたる8700人が
この微生物によって集団下痢に見舞われました。

またアメリカウィスコン州で1993年に約40万人が感染し、
体の弱い患者400人以上が亡くなりました。

このように塩素でも死なない微生物、
細菌が水道水に混入していることがあります。

また塩素で死滅(不活性化)させることができるのは微生物や細菌までであり、
ウイルスを死滅させることはできません。

そのため水道水からノロウイルスなどのウイルスが検出されたという報告がいくつもあります。

3.塩素

塩素のおかげで赤痢やコレラは日本ではなくなりました。
しかし塩素にも問題があります。

まず塩素は髪や肌を傷つけます。
髪の毛はぼろぼろになり、肌はがさがさになります。

これは美肌の大きな敵です。

さらに塩素は下水処理場や配管で他の物質と化学反応を起こし恐ろしい物質を生成します。

一例としては原水に含まれているフミン質(腐敗した植物の葉などに含まれる物質)と化学反応を起こし
がんを発生させるクロロホルムなどの危険な化合物を作ってしまいます。

このような塩素の副生成物である有害化学物質は「総トリハロメタン」と呼ばれます。

腎毒性、肝毒性、そして発がん性があります。

他にもハロ酢酸、アルデヒド、ハロゲン化アニソールなど
様々な物質が塩素の投入によって生成されてしまいます。

4.環境ホルモン

環境ホルモンというのは人工的に作られた科学的な物質です。

ミネラルウォーターのところに書いた
農薬に含まれるダイオキシンも環境ホルモンです。

他には工場などからフッ素や砒素などの毒物が排出され、
空気中や地下浸透などによって河川に混じり、
それが処理されないまま水道水として蛇口から出てきます。

というのも現在世界には人工的に作られた化学物質が3000万種類以上あり、
毎年数百万種類の化学物質が新たに作られています。

3000、数百の間違いではなく3000万、数百万です。

そのため水道水の安全基準を定めるのも、
処理対策をするのもまったく追いつきません。

これら環境ホルモンはガン、脳梗塞、アトピー、花粉症など
たくさんの種類の病気に絡んでいます。

このように、世界一安全な日本の水道水も
長期的な真の美肌、健康を手に入れようとする目から見ると安全とは言い切れません。

ただ、ここで言っておきたいのは、
ここまで書いてきたミネラルウォーターや水道水の話は、
あくまで私や私が読んだ本の作者、私の師匠の現実であるということです。

100%正しいとは言い切れません。

世の中には水道水を飲んでも大丈夫という意見も当然あります。

また「オマエは浄水器会社の回し者だろ」と思う人もいると思います。

なので信じるかどうかはあなたが決めてくださいとしかいえません。
そこだけは誤解しないでください。

ここまで危険の話ばかりしてきたので、
あなたはそろそろ嫌になっていると思います笑

私の目的はあなたを怖がらせて宗教に勧誘しようとか、
何十万円もするものを売ろうということではありませんので、
危険の話はここまでにしておきます。

以上の話を知った上で、
どうやって水の安全対策をしていくかを次のページからお話していきます。

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次のページ:水の安全対策のポイント

このページ:水道水の安全性
カテゴリ :美肌になる方法!赤ちゃん肌の作り方 > 水を極めて美肌を手に入れる

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