美肌になる赤ちゃん肌美容講座


水の大切さ

人間の体の60%は水でできている。

私たちは昔から何度もこう聞かされてきて、
水の大切さをなんとなくはわかっています。

ですが、実際に体の中でどのような働きをしているか詳しく知っているか?と
聞かれると少し詰まってしまうと思います。

年齢差はありますが、私たちの体には体重の60%〜80%の水が含まれています。

この水は尿、汗、息、便によって体から出て行きます。
その量は1日に2リットル以上です。

その量を補給するために私たちは、
飲み物や食品から水を取り入れています。

また体内での呼吸によって体内の成分が分解され二酸化炭素と水が発生します。
この水は酸化水と呼ばれ、大体1日で0.2リットル発生します。

食べ物を数週間絶っても死にません。
しかし水を絶つと生命は10日もちません。
水はそれほど体にとって重要なものです。

血液は酸素や栄養分を細胞に運搬し、
そして発生した老廃物を腎臓まで運ぶ働きを持っています。

この血液には水がたくさん含まれています。

水は酸素、糖分など体に必要なもの、
また老廃物もよく溶かすので血液によってこれらが簡単に体の中を循環できます。

また水は液体の中で最も粘性が少ないため
血管の中を流れるときに抵抗が最も少なくなります。

美肌、サラサラの髪などには栄養が欠かせませんが、
その栄養を運ぶのに水は非常に大きな役割を担っているわけです。

さらに水は脂肪を溶かす(厳密には難しいですが溶かすと考えてください)役割もあります。

少し極端ですが、ダイエットに効果があるのは
水分の摂取だけだという科学者もいるくらいです。

また水は大きな比熱を持っているので、外界の温度が変わっても
体内の温度は大きな変化を受けず一定に維持されています。
(比熱とは厳密さを抜きにして簡単に言うと、温度を変化させるのに必要なエネルギー量です)

さらに、水は液体の中で最も気化熱(物質を気体に変化させるために必要なエネルギー量)が高いため、
水が蒸発することで体温の上昇を防いでいます。

もし体内に水がないと食事などから発生した熱によって体温がどんどん上昇し、
生命維持にとって非常に重要な酵素(食事とサプリメントのカテゴリで詳しく説明)の働きが停止し、
生命がたたれます。

また水は脳の70%、肺にいたっては90%を占めています。

水を飲むか飲まないか

このようにざっとあげるだけでも水の大切さが改めてわかると思います。

また1日に2リットルの水が体から出ていくと書きましたが、
体内で実際に使用する水の量は180リットルほどです。

つまり体内では水を繰り返し再生しながら使っているわけです。

以上のような理由から世間では「水を飲んだほうがいい」という意見が優勢ですが、
世の中には当然「水はあまり飲まないほうがいい」という意見もあります。

私個人の意見は「水は飲んだほうがいい」です。
というより「水を飲まないとやばい」と考えています。

私自身は毎日2リットル程度水を飲んでいます。
(水を飲むタイミング、量などについては後のページで解説)

水を飲んだほうがいいかどうかはいろいろな意見がありますが、
どちらにせよまったく飲まないということは不可能です。

もし毎日2リットルの水を体内に取り入れるとすると、
年間で大体1トンになります。

もしこの大量の水の中に有害な物質が入っていたら、
それが体に与える影響は甚大なものになります。

そういうわけで次のページから水の安全性について考察していきます。

次のページ:ミネラルウォーターの安全性

このページ:水の役割
カテゴリ :美肌になる方法!赤ちゃん肌の作り方 > 水を極めて美肌を手に入れる

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