5つの愛の言語

男性：「俺は毎日こんなに好きだって言っているのに、
　　　　どうしてお前は好きと言ってくれないんだ！」
女性：「あなたは口先男なの！？私はいつもあなたに
　　　　プレゼントをしているのに、あなたは何もくれないじゃない！
　　　　ほんとは私のこと好きじゃないんでしょ！」
男性：「お前は物欲主義者か！物が欲しいのか！」

私たちは自分が愛情、友情を感じている相手に対して、
自分が相手からされたいと思う言動をすることで、
相手も同じように喜んでくれると思っています。

ですが、現実には、どんなことをされたときに
愛情や友情を感じるかは人それぞれ異なります。

スキンシップを取ると愛情を感じる
一緒にいるだけで嬉しい

このような人が愛情、友情を感じるポイントを
「愛の言語」と言うことにします。

この愛の言語を意識していないと、冒頭の会話例のように
お互いに好き同士なのにその思いが伝わらず、
関係が悪化してしまうということが起こります。

こうなると、女性がどんなに男性のことが好きだったとしても、
その思いは男性には伝わらず逆に物欲主義者だと思われてしまい、
最終的には男性に捨てられてしまいます。

一方で、あなたが、あなたの周囲の人の愛の言語を知り、
その言語であなたの愛情を伝えると
周囲の人との人間関係を非常に効果的に深めることができます。

強制的にあなたを好きにする

例えば、好きな男性に対して愛の言語を意識して接すると、
強制的にあなたのことをますます好きにさせ、
あなただけしか目に入らないようにすることができます。

悪用しようと思えば、周囲の男性に物を買ってもらったり、
好きなときに呼び出せる運転手にすることもできるでしょう。

また、あなたの愛情を伝えると書きましたが、
愛の言語が重要なのは男性相手に限った話ではなく、
両親や友達、会社や学校の同級生、同僚、上司、部下、取引先の人など、
あなたの身の回りの人たちすべてに対して重要です。

私たちの人生の時間は限られています。

だから、あなたは、愛の言語を理解し、あなたが関係を深めたい
相手の言語に合わせて表現する必要があります。

そうすることで、あなたと周囲の人との関係は、
これまで以上に「早く」「深く」「良く」なっていきます。

愛の言語の分類

では、愛の言語にはどのようなものがあるのかというと、
大きく分けて以下の5つに分類されます。

1．言葉
2．スキンシップ
3．時間
4．奉仕
5．ギフト

1．言葉
「好き」、「愛してる」、「あなたは私のタイプ」
「私たちほんとに親友だよね」、「あなたには何でもはなせる」
「すごいね！」、「頭の回転が早いね！」、「センスいいね！」

言葉タイプの人は上記のような言葉によって
愛情や友情を感じたり、自信をもったり、嬉しくなったりします。

言葉タイプではない人は
「口ではなんとでも言えるじゃん」と思いがちですが、
言葉タイプの相手には必ず言葉ではっきりと伝える必要があります。

例えばあなたの好きな男性が言葉タイプだったら
「なんか一緒にいると何でも話しちゃう」、
「何でも知ってるね！すごい！」という風に、
言葉で相手を認めていることを伝えましょう。

2．スキンシップ
頭をなでる、手をつなぐ、腕を組む、抱き合う、
肩をポンとたたく、突っ込みのときに触る

スキンシップタイプの人は、相手に触れたり、触れられたりすることで、
愛情を感じ、そして伝えようとします。

スキンシップタイプ同士の男性が親友になると、
傍から見ると勘違いしてしまうかもしれませんが、
当事者にしてみれば単純にそれが友情の証です。

3．時間
時間タイプの人は、一緒にいる時間の長さで愛情を感じます。

同じ部屋にいて別々のことをしていたとしても、
一緒の時間を過ごしているということが重要で、
それによって愛情を感じます。

4．奉仕タイプ
肩をもむ、マッサージをする、タバコが切れたら買いにいく、
何かあったときに駆けつける、頼まれ事を引き受ける

奉仕タイプの人は何らかの奉仕によって、
愛情を感じたり、伝えようとします。

5．ギフトタイプ
ギフトタイプの人は小さな物でもいいので、
とにかく何かプレゼントをすることで
愛情を感じたり、伝えようとします。

その物の値段が重要なのではなく、
プレゼントをあげたり、もらったりするという
行為そのものに意味があります。


一般的には、私たちはそれぞれ、
メイン、サブの2個の愛の言語を持っていると言われています。

もちろん人によって異なり、
メインの1つ以外は全く興味なしという人もいれば、
3つに興味があるという人もいます。

ここで、冒頭の会話例を見てみましょう。

男性は言葉タイプ、女性はギフトタイプだと、
このようにお互い愛情表現をしているにも関わらず、
まったくそれが伝わらずケンカになってしまいます。

一方でお互いが愛の言語を理解し、
男性は小さな物でもいいから何かギフトを女性にあげる、
女性はちょっとしたときに「かっこいい！」、「すごい！」と男性に言ってあげる、
ということを意識するだけで、2人の関係は非常に良くなります。

愛の言語を生かした生活

では、この愛の言語を今後どう活かしていけばいいのか。

第一ステップは、まずあなた自身の愛の言語を知ることです。

どういう時に愛されていると感じるか
人にどういう風にされるのが一番嬉しいか
逆に自分がどういう風に人に愛情表現をしてきたか

そして、これまでに関係が非常にうまくいった人たちのことを思い出し、
彼らの愛の言語についても考えてみてください。

特に長く良い関係が続いた人は
愛の言語が一致している人が多いと思います。

それが分かったら、今、あなたの周りにいる人たちの
愛の言語を考えてみてください。

彼氏、旦那さん、両親、親友、同僚

今回学んだことを伝えて、直接聞いてみるのもいいと思います。
そして、あなたの言語も伝えてみましょう。

例えば、あなたの親友が言葉とスキンシップタイプであれば、
腕を組んで「私たち一生の友達だよね」と言うのがその親友が一番喜ぶことです。

そして、「私は時間タイプだから、今度一緒に○○しよう」と伝えれば、
愛の言語という概念を知った相手は必ずそれに応えてくれます。

周囲の人たちに対して、愛の言語を意識して接することで、
あなたの人間関係は必ず強固でパワフルになっていきます。

私の経験を少しお話すると、以前女性から
「彼氏が好きとは言ってくれるんだけど全然プレゼントをくれない。
　ほんとは私のこと好きじゃなくて浮気してるのかな？」
という相談を受けたことがあります。

その女性はプレゼントがメインで、
会うときはいつも何か買っていったり、お菓子を作っていったりしていました。

一方で話を聞いてみるとその女性の彼氏は言葉がメインのようでした。

そこで
・できるだけ言葉で「好き」と伝える、特にエッチの最中、
　最高潮に達したとき男性の目を見て「好き....」と言う
・男性が何か自慢してきたときはとにかく「すごい、さすが」と褒める
・男性にいいことをしてもらったときはしっかりと「とっても嬉しい」と伝える
・ここぞと言うときには最強の必殺技「こんなの初めて」を使う
・そして上記のような言葉を言われて男性が最高潮に嬉しくなっているときに
　押しつけがましくない程度に「たまにでいいから何かくれると嬉しいな」と伝える
などをアドバイスしました。

そうするとしばらくして、
「最近彼がとにかく好き好きうるさい」と言っていました笑

悪用は厳禁ですが、愛の言語はこれくらい強力であり、
冒頭にも書いたように男性を思いのままに操ることができます。

だからこそ、あなたが好きになるような素敵な男性に対しては、
愛の言語を意識して接しないと付き合っているとしてもいつか他の女に取られて捨てられます。

ですので、今すぐに愛の言語を認識し、
今後はそれを意識して接するようにしてください。

ぜひ、今回得た学びや気づき、感想を書いて送ってください。
すべて目を通しています。

では、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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